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          日本三大不動爪切不動尊志摩市志摩町御座 
    
大師は、その昔、交通も不便なこの御座においでになり金比羅山のふもと、老樹におおわれ
滝あり、池ある静かな、ここ不動の池が気にいられ、しばらく足を留められ壱百日の護摩を焚き落ちる滝に身を浄められて祈祷された
満願の日にただ一人、無人の山には入られて大地から生えている自然石に自らの爪をもって不動明王の御像を刻まれ
「吾、真言密教の神髄をこの不動明王に托せり、一心に称名する者はその苦難を救われん、
仏性の尊厳を永遠に伝えんため、固く秘仏とする開扉することなかれ」と誓われた。
それから、爪切り不動尊と称して絶対秘仏とされている。
また大師はこの爪切り不動尊建立の後、千葉県成田市にある成田不動尊を建立されたと言われている。

  
弘法大師の恩返し
”モグラ”を封じる…弘法大師が巡歴時、隣村で一夜の宿を頼んだが、あまりのみすぼらしさに断られようやく御座まで来られ、
貧しそうな農家に宿を頼んだところ気持ちよく泊めて貰った。大師は、この人情の厚さに感じて、翌日の出立の時
「昨夜のお礼に何か困ったことがあればお助けしたい」と言われ、
「この村は、オゴロ(もぐら)が多くて耕作に困っております」というと、大師は「では、オゴロを封じてあげよう」と言って
しばらく祈念されて立ち去った。それ以来、今日に至るまでこの村でオゴロは、出たことがないと言う。
近村でも「もぐら」に困ると不動尊の土を貰い受け畑に撒くという。
以上、爪切り不動尊参拝のしおりより

お参りをした日∞2003/8/18(月)
お参りした場所∞三重県志摩郡志摩町御座

          
御座港から400メートル、見晴屋の看板を右折するとご覧の場所に出ます。
駐車場は、ご覧のように10台くらい止める広さがあります。

         
この鳥居をくぐると潮かけ不動尊です

       

  浄場と本堂(不動堂)本尊の爪切り不動尊をおまつりしています

       
人面カメ??と、親蛙の背中に小蛙のせて~♪


          

右 (大師堂)開祖弘法大師をおまつりする。
堂の裏に撫で石がありこの石におさわりして我が身の病めるところをさするとと利益があるという

心の病は…治るんでしょうか??
          

大師堂へと通じる苔むした石段
        

            子安地蔵とバクチノキ(バラ科)
子供の欲しい人はどうぞお参り下さい。

                

8月の半ばを過ぎてるというのに奇麗に咲いてたアジサイでした