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関西・花の寺巡り

お参りした日: 2003年11月26日(水)
お参りしたコース: 「般若寺」→「円成寺」→「岩船寺」→(徒歩30分下り坂)「浄瑠璃寺」→(登り坂・35分)「岩船寺」
大阪の我が家から、ぐるっと回って往復100kmちょいの道のりでした。


 「般若寺」(奈良市般若寺町)
 西国薬師3番・関西花の寺第17番札所
 拝観料: 400円
 駐車場: (20台くらい)無料
 「円成寺」(奈良市大柳生の近所)
 拝観料: 池の周囲は無料でした。
 駐車場: (20台以上)無料
 「岩船寺」(京都府相楽郡加茂町大字岩船)
 関西花の寺霊場第15番札所
 仏塔古寺18番尊霊場第4番札所
 拝観料: 300円
 駐車場: (民間)4カ所ほど40台以上
 平日は、100円から300円でした。
 繁盛記は500円らしいです。
 「浄瑠璃寺」九体寺(京都府相楽郡加茂町)
 西国薬師霊場第31番
 関西花の寺霊場第16番
 拝観料: 無料(秘仏・吉祥天女像の
 拝観は300円・期間限定)
 駐車場: 500円(50台はOK)
 お店のご厚意で、50台はOKの無料駐車場有り

 「般若寺」 ☆コスモス→6月~11月 ☆山吹→4月 ☆アジサイ→6月~7月
 ☆その他・水仙・梅・レンギョウ・木蓮・椿・桜・ボタン・藤・蓮・サルスベリ・萩・茶・サザンカ…等。




・・
駐車場のパジェロと受付の屋根越しに本堂の屋根が見えてます。
撮影場所で、絵を描いてるおじさんの話だと、
紅葉の見頃はとっくにすぎてるとのことでした^^;。
正面の桜の葉っぱもすっかり散ってます…
奈良北山の名刹、般若寺は飛鳥時代に高句麗僧慧灌(えかん)
法師によって開創され…後省略
「本堂」(県指定文化財)寛文7年(1667)建立

・・
境内で見つけたカラスウリ??私が海釣りで使ってる”浮き”にそっくりでした。
大きさも同じくらいで、写真には一個しか写ってませんが…
鈴なりに実ってました。
楼門(ろうもん)国宝
鎌倉再興伽藍の廻廊遺構で、楼門建築の傑作だとか…

 「円成寺」般若寺で絵を描いてる(髭)おじさんに、紅葉とワラビ餅が美味しいよって勧められてやって来た円成寺です。



奈良の東大寺から、東に10km程走ると
大柳生の少し手前国道369号線左側に
円成寺が見えてきます。
髭のおじさんお勧めだったのですが…
池の北側だけが紅葉してました。
花(紅葉)より団子ということで(^_-)、
わらび餅を食べたいとお腹の虫が
催促してましたが
ちょうど団体さんが食事中。
入れないお客さんがそこら中で
お弁当を広げておりました。
この山門をくぐると、
(多分)拝観料がいるのか??
茶店の前から、
池越しに紅葉を撮ってみました。
神社仏閣に、池が多いのは
防火用水を兼ねてるんです。
円成寺の中で
一番大きくて鮮やかだった紅葉の木

 「岩船寺」☆春→桜・つつじ・みやこわすれ
 ☆夏→紫陽花(6月中頃~7月中頃)睡蓮・サルスベリ ☆秋→紅葉(11月下旬) ☆冬→梅・みつまた・椿

…………・
浄瑠璃寺の方に、美味しいお店が沢山あったのですが…
お腹が空いてては、歩けないと言うことで、ここでお昼を
戴きました。山菜ご飯(500円)ときつねうどん(600円??)
うどんもですが、とくに山菜ご飯は美味しかったです。
岩船寺の山門です。
右側の受付で拝観料(300円)を支払って
10年ぶりのお参りです。
………・
本尊「阿弥陀如来座像」がお祀りされてる「本堂」です。
予約すれば、ご祈祷して頂けます。
海運厄除け・交通安全・病気平癒・入試合格・安産出生・
商売繁盛
「三重の塔」天長二年(825)智泉大徳入滅後、承和年間
(834~847)に、仁明天皇が智泉大徳の遺徳を偲んで
宝塔を建立されたそうです。
初夏になると、紫陽花越しに塔を見ることが出来ます。

………
夏が来るのを待ってる睡蓮が、池にひっそりと漂ってます。 もみじの紅葉よりも、鮮やかな朱色をした岩船寺の宝塔。
この風景に睡蓮と、紫陽花を咲かせたらどんな景色に
なるんだろう(?_?)

 当尾の石仏巡り
 
岩船寺から浄瑠璃寺まで一願不動・ワライ仏・カラスの壺・藪の中の三尊魔崖仏など
沢山の石仏に出会える30分ほどのハイキングコースとなってます。

……・・
食事をしたお店に山積みされてたフルーツトマト??
食用じゃなくて、観賞用??聞けば良かったな~
岩船寺に、車を預け(100円)石仏巡りをしながら、浄瑠璃寺まで
写真を撮りながら、のんびりと約30分程のハイキングに出発です。
最初に遭遇した、今にも崩れそうな「八畳岩」です



”きついきつい”石段を下りきった、
突き当たり左に
(ワライ仏)「阿弥陀三尊魔崖仏」
がハンバーグのような石に刻まれています。
フカフカの落ち葉の絨毯を、
木漏れ日を浴びながら
ゆっくりと下って行きます。
きつい石段と、だらだら坂も、
この標識が見えてくるとほぼ中間。あとは、
浄瑠璃寺まで平坦な道で、周りの視界も
広がり景色を楽しみながらあと一息です。
「阿弥陀地蔵魔崖仏」(カラスの壺) ハイキングコース(石仏巡り)には、
無人市が沢山ありますが、浄瑠璃寺近くの
県道脇にはご覧のように立派??
なお店が…。
カメラを向けると、店番のおばちゃんが、
恥ずかしいのか顔を背けてしまいました^^;。
新鮮な、地の野菜が安く販売されてます。
ちょうど右上のお店の前にある
(藪の中三尊)
「十一面観音菩薩立像」「地蔵菩薩立像」
「阿弥陀如来座像」
名前の通り、ちょっと藪の中に隠れてます。
甘酒にぜんざい・おそばと
私の大好物がずらーり♪♪
左のお店から、
浄瑠璃寺の山門に向かう途中、
真っ赤な実をつけてた万両か千両の木
「浄瑠璃寺」☆春→あしび・さんしゅう・椿・さくら
 ☆初夏→あやめ・かきつばた・花しょうぶ・あじさい ☆秋→はぎ・もみじ・当尾柿 ☆冬→千両万両(実)水仙
ちょっとおしゃれな「あ志び乃店」
10年前来たとき
、お茶を飲んだのですが…
今日は、
「ただいま貸し切りとさせて頂きます」の
張り紙が。
いよいよ本日最後のmain event??
浄瑠璃寺です小さな山門を見上げると、
10年前に貼った千社札が2枚、
何とか剥がされずに残っていました。
岩船寺の方は、千社札禁止でしたが…
浄瑠璃寺は、山門のみOKのようです。
山門をぬけると、
池(名前はついてないみたいです)に
突き当たります
その池の辺りで参拝客に可愛がられてる
真っ黒な雄猫です。
他にもじんぺいなる犬がいるそうですが
今日は姿を見ることが出来なかったです。
浄瑠璃寺の伽藍配置は、
池を中心に東が薬師如来を祀る
三重の塔が、西には阿弥陀如来九体と、
秘仏吉祥天女像
を安置する本堂(写真)があります。
手前の
紅葉と池越しに本堂を撮ってみました。
水の色が、撮る角度によって違いますね
遊び心で、
灯籠の穴から本堂を撮ってみました。
阿弥陀如来をお祀りする、本堂の前から
東の三重の塔を撮ってます。
木々に隠れてちょっと分かりづらいですが

紅葉にもう少し明かりが差していれば
明るく撮れたんだが・・
鎮守跡近くから撮ってます。
浄瑠璃の世界とは「澄きった静寂と清浄の理想の世界」だそうです。
最後までお参りして貰って”おおきに”




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